CASE
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参画ストーリー
人と技術で、自動車開発を前へ。

- 自動車開発支援
- 事業承継・M&A
- 開発機会の創出
企業情報
- 会社名
- 株式会社アネブル
- 所在地
- 〒448-0813 愛知県刈谷市小垣江町大津崎1番地36
- 事業内容
1.エンジン性能試験・信頼性評価の受託事業
2.自動車部品、プロトタイプの開発・製造事業
3.海外情報の収集と部品輸入事業
4.モータースポーツ部品の輸入・開発・販売・サービス事業
5.企業の業務研修および技術研修の企画ならびに請負
- 主力
- 自動車向けエンジン性能試験・信頼性評価を中心とした開発支援事業
- 取引業種
- 自動車メーカー、自動車部品メーカー、産業機器メーカー
- 設立
- 2005年3月
- 社員数
- 138名
グループ参画の背景
エンジン試験や信頼性評価、部品開発製造、モータースポーツ支援まで、自動車業界の開発現場を技術面から支えてきたアネブル。
しかし、モビリティを取り巻く環境は、電動化・自動運転・カーボンニュートラルといった大きな変革期を迎え、
従来の延長線上だけでは、お客様の期待を超える価値を提供し続けることが難しくなりつつありました。
そこで当社は、長期的な成長と新たな挑戦の場を求め、幅広い製造業支援の実績を持つファブフォワードグループへの参画を決めました。グループ各社の知見とネットワークを掛け合わせることで、「人を育て、技術を深め、信頼を築く」というアネブルの理念を、これまで以上に発揮できると考えています。
Q1.貴社の事業内容を教えてください。
アネブルは、自動車を中心としたモビリティ分野で、エンジンやパワートレインの試験・評価をはじめ、部品の開発・製造、他社製品の調査に伴う部品調達、モータースポーツ向け製品の提供まで行うエンジニアリング企業です。開発現場のすぐそばで試験設備を運用し、必要な部品や治具を自社で創りながら、お客様の「こうしたい」を一緒に具体化していくことを得意としています。
Q2.ファブフォワードグループ参画までの背景や流れを教えてください。
長く所属していたグループで事業ポートフォリオの見直しが進む中、アネブルは自動車分野の試験設備と開発支援に特化した会社として、別の成長ステージを選ぶことになりました。自動車メーカーとの接点をさらに広げ、ものづくりの力を持つパートナーと協力することで、技術をもっと活かせる環境を探していたところ、ファブフォワードグループと出会いました。同じ地域でモビリティ産業を支える企業が集まっているという点が、アネブルの将来像と重なり、「ここであれば、当社の技術と人材をさらに伸ばしていける」と感じました。

Q3.ファブフォワードグループ参画の「決め手」は何でしたか?
自動車メーカーとの取引基盤を持ち、設計・加工・製造など、ものづくりに強い会社がそろっていることが大きな決め手でした。アネブル単独ではアプローチしきれていなかった部署や新しい技術テーマに対して、グループ各社と連携すれば、より幅広く提案ができると感じたからです。アネブルの試験・評価技術を、グループのネットワークの中でさらに活かせるという具体的なイメージが持てたことが、参画を後押ししました。
Q4.グループ参加により、環境はどのように好転していきましたか?
まず、倉庫や部品の保管・調達体制をグループ内で連携しながら見直すことで、在庫管理や物流がスムーズになりつつあります。また、アネブルが使う部品の中には、もともとグループ会社が取り扱っているものも多く、調達ルートを整理することでコストや納期の最適化が期待できます。グループ各社の設備見学を通じて、「この技術と組み合わせれば、こういう提案ができる」という具体的なアイデアも生まれ始めています。

Q5.ご自身の意識はどのように変化していきましたか?
これまでも多くの開発案件を支援してきましたが、どうしても案件ごとのお付き合いになりがちでした。グループ参画を機に、お客様の中長期の開発テーマに対して、試験・評価だけでなく製造面も含めて伴走できる体制を意識するようになりました。「困ったときに最初に相談される存在」になれるよう、事業の組み立て方や提案の仕方を見直しています。
Q6.一緒に働く方々の意識はどのように変化していきましたか?
ここ数年、経営体制の変化が続き、社員には戸惑いもあったと思いますが、現社長が対話を重視し、社員との1対1の面談の場を設けたことで、会社としての方向性が徐々に共有されてきました。アネブルには発想豊かな社員が多く、「こんな試験ができないか」「この設備をこう使えないか」といった提案が現場から自然と生まれています。事業の形が変わる今だからこそ、自分たちの技術をより発揮できるチャンスと捉え、挑戦を続ける社員たちが、お客様への貢献や新しい取り組みに前向きな雰囲気をつくっています。

Q7.今後の展望や目指す将来像を教えてください。
アネブルは、自社の強みである開発支援と試験評価に、より一層集中して取り組める体制へと舵を切りました。その分、新たな収益の柱づくりが重要になっています。これまで培ってきたエンジン試験や信頼性評価の強みを活かしつつ、長期でお客様と伴走できるサービスをグループ各社とともに形にしていきたいと考えています。自動車開発のあらゆる場面で「アネブルに相談しよう」と思っていただける存在を目指します。
Q8.将来、グループ参画を検討している社長様にメッセージをお願いします!
ファブフォワードグループに加わって感じるのは、自社の個性を大切にしながら、同じ志を持つ仲間と一緒に新しい挑戦ができるという点です。設備や人材、ノウハウを共有し合うことで、自社だけでは選びにくい選択肢にも踏み出しやすくなりました。事業の次のステージを考えている企業にとって、グループという枠組みは「事業を手放す」のではなく「可能性を広げる」選択肢になり得ると感じています。将来的には、「日本の開発・製造の現場にはファブフォワードがいる」と言っていただけるようなグループを、一緒に目指していきたいと考えています。


取締役 本部長
長谷川 大
ファブフォワードに決めた理由
自動車メーカーの開発現場を支えたいという思いや、地域のものづくり企業と連携して日本の産業を強くしていきたいという考え方に、強く共感したことが一番の理由です。ファブフォワードグループには、設計・加工・製造など、それぞれに高い専門性を持つ企業が集まっており、アネブルの試験・評価技術と組み合わせることで、お客様により大きな価値を提供できると感じました。「アネブルらしさ」を大切にしながら、新しい挑戦に一緒に取り組めるパートナーだと確信し、参画を決めました。
グループ参画後の変化
参画後は、部品の調達や保管の仕組みをグループ内で整えることで、コストや納期の面で改善の兆しが見え始めています。また、各社の工場や設備を見学する機会が増え、「この加工技術とアネブルの試験技術を組み合わせれば、こんな提案ができるのでは」といった具体的なアイデアが現場から生まれるようになりました。社内でも「グループの仲間と一緒に、もっとお客様の役に立てることは何か」を前向きに考える雰囲気が強まりつつあります。

取締役
吉田 行孝
ファブフォワード経営陣コメント
アネブルと向き合う中で強く印象に残ったのは、自動車開発の現場で長年積み上げてきた確かな技術力と、顧客から寄せられる厚い信頼です。部署間の連携力も高く、組織として課題解決に向かう力を備えた企業だと受け止めています。また、蓄積された知見を生かし、さらなる価値提供へと発展できるポテンシャルも大きいと考えています。ファブフォワードとして、アネブルの次の成長をしっかり支えていきたいと思います。